外国人の労働者が増えてきた昨今。受け入れた外国人が安心して医療を受けられるように厚生労働省が医療機関の情報適切に管理できるように勧めているのが「JMIP」です。
ここでも医療従事者の名札に関する推奨意見があるので、その部分に特化した情報とをまとめます。
JMIPとは
JMIPは、日本の医療情報プラットフォーム(Japan Medical Information Platform)の略称で、日本で医療データの共有と活用を促進するための国の取り組みです。
IDカードに関わる部分
外国人患者が受け入れられる機関として認証されるために色々な評価項目がありますが、IDカードに関わる部分としては「医療スタッフの名札」という項目があります。そこに推奨される要素を要約します。
- 名札には日本語と英語の併記が必要 → 加えて、ほかの言語も入れて良い
- 外国人患者へ医療スタッフが自己紹介、または、他己紹介(あちらの方が担当医師ですよ、とか)できるように名札がサポート → 職種を外国語併記することと考えられます。
- 医師なのか、看護師なのか、資格などを外国人患者の方の文化でも理解できるように考慮
- その他…不定期で更新されている可能性があります。
IDカードのデザインを検討するときに
外国人にも理解できるような「職種」または「肩書」が、外国語で併記されている必要があるようです。
もし、JMIP対応の医療機関を検討されているのであれば、すでにJMIP対応されている医療機関のIDカードデザインを参考にするなど、職員証カードのデザインに対しても確認、検討が必要となると思います。